前回のあらすじ
シャドウバース廃人
前段
こんにちは。Junです。
皆さんはMDDの脚パーツの評判というものをご存じでしょうか。
は?何?と思った方もいれば、顔をしかめている人もいるでしょう・・・。
そう!MDDとかDDの脚パーツってすっげえ評判悪いんですよ!!
というのも、「すぐゆるゆるになって足があげられなくなる」だの「足がはまらねえ」だの「調整しようと思ったのに分解できない」だの「分解したら組み立てられない」だの・・・!全部分かる!!!!!!!おい聞いてるかボークス!!!!!!
というわけで今回はゆるゆるになった足を調整しよう、という話です。
久しぶりのお役立ち記事ってわけだ。
ちなみにこの記事は熊乃堂さんのブログに触発されて書いています。Presented by KUMANODONUTS。
あと、一応ボークス公式の分解方法の記事も載せておきます。
書いてあることが参考にならない、というわけでなく本当に困る部分については書いてない、という困ったチャンなページなのですが、まあ一応目は通しておいてください。
目次
MDDの脚が抱える問題点
では攻略法を書いていく前にどういう問題点があるのか確認していきましょう。
そもそも、股関節が緩む=足がプラプラする現象には2種類の原因があります。
一つが胴体フレームから足フレームが外れている場合。
これは一応、胴体フレームに足フレームを差しなおせばいいので対処は簡単です。
ただし、MDDのバージョンによっては上記のボークスの記事にあるとおり、差し込む棒状のパーツが半月型になっており受け側としっかり合わせないとハマりません。
で、状況によっては太もも側の半月の向きがおかしくなってしまっていてハマらないことがあります。直接回転させて調整することができない場合は足フレームの分解に進みましょう。
さて、二つ目の脚ゆるゆるの原因は足フレーム側の球状の関節を挟み込んでいるパーツのネジが緩んでいる場合。
これの対処をするにはソフビ外皮から太もものフレームを取り出す必要があるため、分解が必要になります。
というわけでみんな分解に挑むわけですが、ここで色々な問題点が発生します。
胴体から脚を外すのはみんなできると思うのですが、
・太ももからすねが外せない
・すねを何とか外したものの、太ももの中のフレームが取り出せない
・なんとか取り出して調整したものの、太ももとすねのパーツを合体させられない
というのが大きな躓きポイントでしょうか。
ふふふ・・・。
お任せください!!
上の3つについては完全攻略してみせましょう!!他・・・他のはごめん、がんばってくれ・・・。
注:以下、分解されたMDDのボディが出てきますので苦手な方はご注意ください。
注2:以下はMDD2.0の攻略法です。おそらくDDも同じだと思いますが違ったらスマソ
分解編
では早速やっていきましょう。
今回の被験者は羽為ちゃん。
羽為ちゃんの脚はお迎えしたときからゆるっゆる。上にあげた状態で保持できないので滅茶苦茶困っています。
(ぶっちゃけネジを限界まで締めても治らないので多分初期不良です)
さて、ではまずは以下のものをご用意ください。
・太さ5mm程度の棒状のもの(必須)
要するにドライバーです。
長さがあって、ある程度持ちやすいものであればなんでもいいです。なので箸とかでもいいですが折れる可能性があるのでできればドライバーが良いです(ついでにフレームの締め直しにも使えるし)。
ちなみに鳥はいりません。
さて!
まず皆さんコレやりがちだと思うのですが、胴体から脚を外さないでください。分解難易度が滅茶苦茶上がります。
ボークスの奴だと先に胴体から外してる?やれやれ・・・じゃあそうなるとどうなるのかお見せしましょう。
まず、ここまでは皆さんいけると思います。
すねのパーツの外皮は比較的簡単に外せると思います。とくに温めたりもいらないはず。
そして、次にすねフレームを引っこ抜きます。
ちなみにこの引っこ抜くのが結構難易度が高いと言われていて、ドライヤーであっためるとかあると思うのですが室温22度ぐらいであればいらないです。
ぐいぐいと引っ張ってしまって大丈夫です。意外と裂けません。ただ、力任せというよりはねじるようにした方が上手くいきます。
(なお、温めたい場合はドライヤーよりもいっそ60度ぐらいのお湯にぶち込んだ方が楽です。火傷注意)
さて、なんとか抜けたらおそらく太もも側のフレームが引きずられてこんな感じで出てきます。
当然太もものフレームはこちら側からは抜けないので、一度押し返して脚の付け根側から抜くわけですが・・・
抜けるわけねえだろこんなん。
実際にはなんとかフレームの一部が穴から飛び出すぐらいはいけるでしょうが、これを抜くにはペンチなどを使うしかありません。
しかし、そうなると傷もついてしまいますし嫌ですよね?
というわけで話を戻して裏技で対応していきましょう。
まず、胴体から脚をはずさずにすねの外皮を取り外します。
そして、上述の通りねじり抜くようにすねのフレームを抜いてください。
このとき、太ももフレームが胴体にくっついたままなので引きずられて出てくることがありません。おそらく足を外してから抜くよりもやりやすいはずです。
そして、問題の太ももフレームですが、フレームそのものは胴体にくっついているため、胴体フレームそのものがペンチの代わりにフレームを固定してくれます。
ちなみにですが外皮からフレームを押し出すようなイメージ(ぶどうの皮から身を押し出すような感じ)でやるとやりやすいです。胴体フレームから足フレームが外れないような角度で外皮を引っ張りつつ、握力で押し出す感じですね。
あとは太ももフレームを胴体から外して終了。
組み立て編
さて、次は組み立て編です。
問題になるのは太もも外皮の中で太ももフレームとすねフレームを合体させるのがムズすぎるということ。大丈夫。マジで難しくない裏技があります。
まず、太もも外皮の中に太ももフレームをいれましょう。ここは特に苦労しないはずです。押し込むだけなんで。
必須ではないですが、入れる前に胴体に差し込む軸の半月の向きが胴体フレームの半月と噛みあうか確認しておくとあとで楽です。
そしたら用意してもらったドライバーの出番です。
以下のようにフレームの穴にぶっ刺してください。
そのまま、すね側に向かって押し込みます。
すると、ドライバーを使って外皮の中でフレームを動かすことができると思います。
すると、フレームのすね側の棒が以下のように穴から見えるときがあるはず。
見えたら棒が穴から飛び出すようにドライバーを使って押し込んでください。
そしたら飛び出した棒とすねフレームを合体させます。
(ドライバーはそのまま刺したままの方が上手くいきます。ドライバーなしだと飛び出した棒が内側に戻ってしまうので)
そう、この方法では外皮の外で合体させることができます。中で合体させるのが無理なら外でやればいいじゃない。
で、抜くとき同様にすねフレームをぐりぐりとねじりながら太ももフレームの中に押し込んで作業完了です。
あ、胴体につけるときに半月の向きがちゃんと噛みあうかは確認してください。噛みあっていないと入りませんので・・・。
完
ということで分解・組み立ての裏技でした。
これを思いついた瞬間、マジで自分天才だと思いました。すっごい楽になりますのでやってみてください。
皆さんの一助になれば幸いです。
ちなみに羽為の脚はためしにフレームにブルタックを詰めてみたんですが一瞬でまたゆるゆるになりました。次はセロテープ巻くか。
それではさようなら。