ドールよ、無為であれ

ドール沼に踝までずっぷりハマったドール初心者のブログ

【ドール記事〈88〉】ドールオーナーは人間と結婚できるのか:前編

前回のあらすじ

ポケットモンスター劇場版 万誉ちー爆誕

 

前段

こんにちは、Junです。

さて、このブログを読んでいるみなさんなら俺が散々と伏せてきた「とある事情」がなんだったのか気になり始めていることでしょう。気になってない?なってよ。

一応そんなんあったっけ?となっている方に説明すると、その「とある事情」を理由に俺は「ドル活に時間割けないっすわ!」だの「ブログ更新が滞るのはしょうがないんだよね」だの「ドル活用のお金ないんだよね」だのほざきまくったわけなんだよね。

 

言い訳で夢為の真似しないでほしいんだよね

 

さて、そんなドル活よりも優先してきた「とある事情」。まあもう言ってもいいか・・・という気持ちになったのでバラすことにしました。ブログのネタがねえし。というか黙っててもいずれバレる。先行開示。

 

 

 

目次

 

とある事情とは

端的に言えば婚活です。

 

・・・。

いや、ドールとの婚活ではねえよ。

 

まあ今はさらっと消してるんですが半年以上前に一瞬、「婚活用の服買わな!」みたいなことをブログに書いてたこともあったんで初期から読んでる人は知ってたりしますが。

で、この婚活いつからやってたかというと今年の2月。

つまりドル活沼に堕ちてから3か月後に婚活を始めている、ということです。

普通に考えたらそんな沼に堕ちたら婚活なんて始められないと思うのですがなぜこんなことになったのか・・・。

今回はそれについて書いていこうと思います。

 

29歳、焦る

さて、おそらくこの記事タイトルだとこのブログ初見の人もいる気がするので俺のスペックも書いておきましょう。

 

年齢:30(婚活開始当時29)

年収:平均

学歴:大卒

趣味:イラスト、ドール、サバゲ、バイク、遊戯王Twitterオタクの役満

身長:あとちょっとで170だったんだ!!!!信じて!!!!

 

え?既存読者もそんな情報知らないって?でしょうね。書いてないもん。

 

さて、昨年の9月。俺は29歳になりました。つまり最後の20代。

この時点ではドル活沼に堕ちていません。そして彼女ナシ。いない歴29年ではないですが少なくとも社会人になってからはずっと独り身を貫いていました。そもそもそういうのにあまり興味がなかったともいう。趣味人間です。

とはいえ、あと1年で30代突入。別に結婚したくない、絶対にする気はない、という考えもありませんでした。ぼんやりと「あれ?そろそろなんとかしないと一生結婚できないんじゃ?」という考えはありました。

そして割と友達も多く、それまで一人で寂しいという感情を抱えたことなんて一度もなかったんですが、とある問題が浮上します。

俺の寿命が尋常じゃなく長い可能性があったのです。

現時点で祖父母全員存命。全員90オーバー。最後に出たお葬式は20年前に102歳で亡くなった曾祖母。つまるところ、長寿命家系の父と長寿命家系の母のハイブリッド。それが俺。

いくらなんでも、友達は俺が22世紀に行ったときについてこれない・・・!!!ていうか、さすがに60、70にもなってDiscordでキャッキャしてる姿は想像できない!!現に周りでは段々と結婚した友達も出始めていて、60とかになる前にそうなる可能性もありました。

このままじゃいけない。長い人生を一緒に生きていく人と会いたい。そう思いました。

 

さて、とはいえ当時仕事に忙殺されていた時期。まして、自分のスペックは上記の通り別に良くはなく、自信もありませんでした。というわけで特に動き出すこともなく、その後仕事で限界を迎え一か月休職し、ドル沼に沈んでいくことになります。

 

さて、状況が変わったのは年末年始、実家に帰ったとき。

両親から見れば30を目前に控えな~んにも浮いた話のない長男。田舎あるあるの結婚圧力が俺に襲い掛かる!姉(子供二人)からも追加攻撃!!

「義兄さんのお姉さんは結婚相談所で結婚したらしいよ」「結婚相談所いくならお金出してあげるわよ」「年収も低いんだから若さしか武器がないぞ」だの猛攻を食らい、「うるせ~~~!!!!」となったわけですが・・・。

・・・。

3日後、おとなしくマッチングアプリを始める俺の姿がそこにはあった・・・。

いや親のいいなりとかではないのだが!!だって分かるし!!ヤバいのは俺が一番分かってるし!結婚願望があるなら動くべきは今!

というわけで、なになに登録・・・?写真撮るのか・・・。えーとプロフ・・・。

・・・。

待って、趣味がドールって婚活的にはどうなんだ?

 

ヤバイ

というわけで記事タイトルに戻る。

ドールオーナーも結婚している人はいます。ただ、女性で結婚している人はよく見るけど男性はレア!!ドールオーナー同士でならちょくちょく観測していましたがそうでない人はマジでレア!

「あれ?もしかしてマズい沼に足を突っ込んだか?」と思って色々調べてみれば出るわ出るわ、「ドール趣味は結婚すんのムズイよ」という情報の暴力。

いやそりゃそうだ!だってこの趣味、男性目線だとオタクが最後に堕ちるヤバイ沼だもん!!ていうかなんなら俺、遊戯王もやってるし(当時)、ヤバさの役満だよ!!

そうなるとドールオーナー同士で結婚するしかないじゃん!となるわけですが、舐めんなよ彼女いない歴幾数年を。趣味で彼女できてたらこんなことになってないわ。てか趣味の場所にそういう目的を持ち込みたくないよ(無駄に真面目)。

 

とはいえ、ドール趣味をやめる=夢為を捨てるなんてとんでもない!夢為は当時の俺にとっても休職から爆速復帰させてくれた恩人。自分の都合で手放すなんてありえない選択でした。

 

・・・。

これは一人ではどうにもならない・・・。

 

ということで、マッチングアプリを消去。めんどくさくなったので一回婚活のことを忘れて寝ました。

 

転機

さて、数週間後。

職場にて一人の同僚に食事に誘われます。

彼は俺が休職した原因の9割を担っていたパワハラお局の当時のターゲット。俺の次の次の被害者です。次の被害者?休職した。

まあつまり愚痴回だったってわけですが彼は既婚者でした。そのときに俺も流れで「いや~、なんかそろそろ俺も結婚しなきゃまずいっぽいんすよね~」とポロっと話しました。

すると・・・。

 

同僚「え?俺の行ってた結婚相談所紹介しようか?」

 

俺「マジっすか~笑」

・・・と、その場ではへらっと笑って流したのですが一時間後。

 

同僚「結婚相談所に連絡通しといたから。LINEで連絡くるよ」

俺「マジっすかァ!?!?!」

 

というわけで、流れで結婚相談所に行くことになったのでした。マジ?

 

いくぜ!結婚相談所!

というわけで結婚相談所にレッツラドン

気になるのはそもそも自分のスペックで結婚できるのか、ってコト・・・。ぶっちゃけどうなんすか!?相談所の担当さん!!

 

担当さん「あっ全然いけますよ~!若いし大丈夫大丈夫!」

俺「軽」

 

いけるんだ。

てっきりイケメン高収入高身長しか人権の無い世界かと思ってた。

いやしかし、まあ世の中そんな人ばっかじゃないから、な・・・!

あと、動き出しが20代のうちだったのはかなりグッドな動きだった模様。

男性だと相談所の平均年齢が30代中盤ぐらいになるらしく、若いだけで成婚率は上がるのだとか。子育てなんかを考えていくと若い方が体力があるわけで、その辺も考慮すると男性の方も若さは武器になるらしい。

 

それよりも問題なのは・・・。

 

俺「趣味・・・ドールなんですけど・・・女性ウケ悪いですよね・・・?」

担当さん「あっ大丈夫大丈夫!大事なのは人間性だから!仲良くなってから開示すれば大丈夫!!・・・でも女性と共通の趣味があった方がいいから~、他に趣味あるかな!?」

 

・・・。

暗にヤバイって言ってる!!!!!

いやまあ、そりゃそうなんだよな。

ドール趣味って全く一般的じゃないし、女性の趣味という印象はやはり強い。男性がやっているとどうしても偏見はある。

なので、ある程度仲良くなって「まあ趣味ぐらいなんでもいいか」ぐらいの段階で明かす方が確かにいい、のか・・・?どうなんだ?

 

しかしまあ、ここまで来たら腹をくくるか、と相談所に入会!

2月から本格的に動き出す、ということで俺の婚活が始まったのだった。目指せ20代のうちに婚約!!がんばるぞ!!

 

※なお当記事執筆時点ではすでに30歳であるがツッコミ無用である

 

つづく

というわけで前編なので今回はここまでです。次回後編もしくは中編。

それではさようなら。